Snoopy Museum of Art
2018年 06月 11日
アフリカ系アメリカ人として人権運動を行なっていたキング牧師が暗殺されたことも相成り、「世界的に人気な漫画だからこそ、アメリカに根付く人種差別問題に良い影響を与える事ができるのでは」と考えたグリックマンさんは、著者のシュルツ氏に手紙を送ります。▼
「シュルツ様へ
キング牧師の暗殺は、誤解と恐れと憎しみから引き起こったものです。マスメディアはこれからも、子供たちに対して黒人の悪いイメージを植え付けるでしょう。だからピーナッツの作中に、黒人の子供を登場させて欲しいのです。誰もが好きな漫画だから、きっと良い影響を与えるはずです。グリックマンより」
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▼手紙を受け取ったシュルツ氏は、グリックマンさんに返事を出します。
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『グリックマン様へ
白人ばかりを描くのは、漫画家として間違っていると思います。けれど黒人に対する尊敬を軽んじることになりそうで、黒人のキャラクターを登場させるのがためらわれます。チャールズ・M・シュルツより」
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こうして二人は文通をおこなうようになります。その間グリックマンさんは、ピーナッツファンであるアフリカ系アメリカの友人の反応や見解を、シュルツ氏に送り続けました。
文通を始めてから3ヶ月後。
グリックマンさんのもとに『今度発売する漫画を見てください。チャールズ・M・シュルツより』という手紙が。
グリックマンさんが新しく発売された漫画を読むと、そこには黒人の男の子フランクリンの姿がありました。父親がベトナム戦争で闘っているという野球好きのフランクリンは、すぐに主人公のチャーリーブラウンと意気投合。ピーナッツギャングの仲間入りを果たしたのでした。
黒人のキャラクターが登場したことによって各所から連載を止めるよう通告されたこともありましたが、シュルツ氏はこれに屈しませんでした。
フランクリンは徐々に読者の支持を得るようになり、その後おなじく黒人のミロという新しいキャラクターも登場するようになりました。
ピーナッツは、人種の垣根を越えた素敵な作品となったのです。
熱中症になりそうな暑い日でしたから
ミッドタウンでアイスを食べて体を冷やし
慌てて家に帰ってから
小さい時から孫っちと遊んでいたグッズで
遊びましたが
次回からは百人一首を増やそう!!
最近はアメドラでLGBTも無視できなくなってるようですね。
テレビでやってたんだ!トランプ大統領になって以来差別復活?みたいな印象もありますが、アメリカ社会に(世界的にも)根強くある白人優越感情?とか、どうなんでしょうね〜
最近よく見ているアメリカドラマの「ローズウッド」も主人公は黒人だしLGBTの事も取り扱ってるドラマです
(΄◉◞౪◟◉`)えーそれはそれでどうなの!っと感じる私は鈍感人間なんですかね?!
人類の起源はアフリカだと聞きます。全世界的にだんだん人類も淘汰されていって白人金髪種は少なくなっていくのかもですね〜〜目が一重まぶたなのは眼を守るための進化だと言う説が!!にしても、、、昨日の政治ショーでの経済効果は凄かったかもですが、一縷の願いをかける拉致被害者家族の方々はがっかりしたかも。
フランクリンがピーナッツに登場することになったのは、1968年にロサンゼルスで教師を務めていたハリエット・グリックマンさんの一言がきっかけでした。
彼女は当時アメリカで一番の人気を誇っていたピーナッツを「知性に欠ける」と批判したのです。それは、作中に出てくるキャラクターが白人しかいなかったからでした。